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オピニオン

No.7 進む活字離れの中、新聞に関心を

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若年層のいわゆる「活字離れ」が叫ばれて久しいですね。コミュニケーション手段が多種多様になってきている現代は、メディアの新陳代謝期とも言えます。モバイルやインターネットの普及により、新聞の購買数、購読者数の減少は否めませんが、多角的な視点で世の中の動きを伝える記事に触れることで、新聞は読解力の向上に大いに役立つ教材になります。
2011年度からの小学校、12年度からの中学校の教科書改訂に伴い、授業への新聞の活用活動が13年度から高校でもスタートします。国際的な学習到達度調査(PISA)の報告では、毎日多少なりとも新聞を読む習慣のある子どもの方が、全く読まない子どもよりも、正確な読解力や文章を読む速度において大きく上回っています。
新聞記事を利用して要点をまとめたり、表現力アップのためにサブ教材の一部として導入している塾もあります。学校現場での活用には、その状況によって相当の格差があるでょうが、是非ともご家庭でも活字に触れる空気作ってほしいです。しかし、元々文章を読むのが苦手、嫌いな子どもたちに「新聞を読め」と言うのは酷なことです。関心のあるページや特集記事、見出しやリード文だけでも漢字や表現に慣れ、また社会に目を向けるきっかけになります。「今日は何か面白いこと書いてた?」「どんなこと載ってた?」とかの声かけが、文章を読む習慣作りに繋がればいいですね。(教務 鈴木)