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No.6 大阪府も絶対評価に 公立中学内申書

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全国で唯一、相対評価を採用してきた大阪府の公立中学校の内申書評価が絶対評価に変わる方向だ。 平成13年の文部科学省の通達を受けて、大阪府を除く都道府県で18年までに絶対評価に切り替わっている。何れの評価方法においても、それぞれの考え方でメリット、デメリットはあろう。

相対評価では、「内申書の評価で一定の差がつくことで学力試験偏重の色を薄められる一方、いくら頑張っても一定の割合で低い評価を受ける場合があり、生徒間、学校間の学力差が反映されにくい。」絶対評価では、「周囲の生徒の成績に影響されず生徒個人の頑張りが反映しやすいが、学校間での評価にばらつきが出やすく、評価点が上位に偏る傾向がある。」という声がある。

高校入試という学力検査がある以上、入試の点で決めるのは当然のことだが、合否判定に占める約4割~6割の内申評価が公平な客観的なものであり、かつ子ども達の頑張りが認められるものであってほしい。そのためにも移行する際、客観的な基準の確実な設定が望まれる。導入は26年以降になる予定(府教委)だが、新しく大きな変化が教育現場にもたらされるのは間違いない。(教務 鈴木)