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No.3 小学校英語、小五から導入

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東日本大震災により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。確実に歴史的な節目になるであろうこの年、私たちにできることは何かを考えさせられる日々です。

教育界では今春から小学校で指導要領が改訂され、学習内容が深く濃くなりました。同時に英語活動が五年生より導入され、外国文化に親しみ理解を深める機会を持つという試みがなされています。中高六年間英語を勉強したにもかかわらず話せないと指摘されるわが国にとって、英語指導や学習の在り方は重要な課題です。いつから英語を学べばよいのかという議論は別として、現行の大学入試という制度があり、それに向けての受験英語という大きな柱がある以上、中学・高校につながるものであるのが望ましいのは当然です。が、単語や文法に重点を置いてしまうと「英語嫌い」を早く作ってしまうという相反する結果を招く心配もあります。英語ノートやALT(外国語指導助手)などの学校のアプローチの方法もそれぞれですが、外国文化に触れ、英語を身近に感じるという本来の趣旨を実践することに意味を見つけ、小学校から中学校へとスムーズに移行する無理のない準備として機能すれば、子どもたちの英語への関心や興味も膨らんでくるでしょう。いずれ中学との連携も必要になってくるときが来るかもしれませんが、「長年英語を習っているのに・・・」という声から脱却できる一つのきっかけになることが期待されます。

(教務 鈴木)