サイトマップ

オピニオン

No.2 教科書が変わる 小学校指導要領の改訂

コメント

今年4月から、勉強内容や授業時間数など学習指導要領が変わります。それに伴い教科書も新しくなり平均ページ数が約25%増えます。文科省によると、現行の「生きる力をはぐくむ」という理念を引き継ぎ更に具体的な手立てを確立する観点から新改訂になりました。数年の移行措置の後、今回の教科書では『厚くなった』感じがあるでしょう。

世界の子どもたちが同一問題を解く学力テストにおいて、日本の子どもの学力が下がってきたという現実が背景にあり、従来の学習量を大幅に増やし「脱ゆとり」を明確に打ち出す必要性が高まってきました。以前、知識を無理やり覚えさせる「詰め込み教育」だという批判が起こり、総合学習の時間などを組み込み「ゆとり教育」へと変換しましたが、現場のみならず「学力低下」を危惧する声が上がり今回の改訂に至りました。

今回の方向転換にあたりこれまでの経緯を踏まえ、反省と課題を考えながら子どもたちを導いていかなければなりません。単に公式や知識を覚えさせていくのではなく、基礎力や判断力、表現力のみならず本来身につけるべき学習意欲の向上や学習習慣の確立を徹底させることによって、目指す「生きる力をはぐくむ」ことが可能になってくるでしょう。

英語の導入や発展学習の実施により、その効果とともに負担や課題が懸念されるかも知れませんが、知識基盤社会の中で暮らす私たちにとって「生きる力」はますます重要視されてきます。子どもたちだけではなく私たちも「学習」しながらこの改訂に臨んでいかなければいけません。(教務 鈴木)れ、いわゆる「ゆとり教育」が結果として「学力低下」を招いたという声が高まりました。

を身につけることが、「生きる力」育成の基礎的要素として掲げられています。

学校は2012年に主要教科の授業時間数が1割増加され、中3社会・理科は約65~70%が増加されます。

どもの育成により目を向け、確かな成長を見守るのに周り のサポートがさらに必須となるのは当然です。多様化する時代に、多様な子ども指導のアプローチが必要となってきます。少子化によって学校の規模が小さくな り、かつての人間(友達)関係が徐々に様変わりをしてきています。学校で同じ机を並べる仲間との関わりの形も少なからず微妙に変化してきたように思われま す。

も様々になり、「個」が優先されがちな生活において、多 様な場所での触れ合いも貴重です。学校での友達、塾で競い合う友達、多感な年代であるが故に周りに触れ合う場を提供する必要性が高まってきます。

には変わりありません。良い連携の下、生徒のニーズに応じた適切なフォローができるように私塾の特色を生かした役割を果たしていかなければなりません。(教務 鈴木)