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No.1 学校教育における塾の役割とは

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今、教育界において重大な移り変わりの時期を迎えています。前回指導要領で学習内容の3割削減が謳われ、いわゆる「ゆとり教育」が結果として「学力低下」を招いたという声が高まりました。

基本的な知識・技能を習得し、それを活用して課題の解決を図る思考力・判断力・表現力及び学習意欲を身につけることが、「生きる力」育成の基礎的要素として掲げられています。

具体的には、小学校は2011年から低・中学年で国語の強化、5・6年で英語が必修となります。中学校は2012年に主要教科の授業時間数が1割増加され、中3社会・理科は約65~70%が増加されます。

さて、子ども達を取り巻く環境が大幅に変われば、現場に戸惑いや混乱が生じるかもしれませんが、子どもの育成により目を向け、確かな成長を見守るのに周り のサポートがさらに必須となるのは当然です。多様化する時代に、多様な子ども指導のアプローチが必要となってきます。少子化によって学校の規模が小さくな り、かつての人間(友達)関係が徐々に様変わりをしてきています。学校で同じ机を並べる仲間との関わりの形も少なからず微妙に変化してきたように思われま す。

勉強以外でもクラブ活動などで学ぶべきことが数多くあるのが学校です。近年の、学習スタイルや行動も様々になり、「個」が優先されがちな生活において、多 様な場所での触れ合いも貴重です。学校での友達、塾で競い合う友達、多感な年代であるが故に周りに触れ合う場を提供する必要性が高まってきます。

公教育と私塾、それぞれ型は異なっても子ども達をサポートし社会に向けて送り出す担い手であることには変わりありません。良い連携の下、生徒のニーズに応じた適切なフォローができるように私塾の特色を生かした役割を果たしていかなければなりません。(教務 鈴木)