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カテゴリー別アーカイブ: オピニオン

 No.19「面接試験」で何を見るの??

「氏名、志望動機を言ってください。」

一般的に、会社に就職する際に「面接」が課せられますが、受験においても、学科試験のほかに面接試験がある学校があります。特に私立校入試で(専願受験はほとんど)実施されています。形態は、面接官数人対受験生一人、または面接官対受験生数人(グループ)がほとんどです。まれにグループでディスカッションをして自分の意見や考えを伝える形式もあります。

☆面接官の知りたいこと、見たいところって?

もちろんその学校独自の判断基準はありますが、基本的に一番は受験生の意欲で、どれだけこの学校に来たいかが感じ取れるかです。他には、言葉遣いや身なりから、入学してからちゃんと頑張れるかなどを見るわけですが、実際の質問事例の多くは「志望動機」「中学校で頑張ったこと」「将来の夢」などです。また宗教が母体学校では、その行事参加の確認もあります。

しかし、多くの生徒にとって面接試験は初めてで、しかも相手は受験校の面接官です。緊張してうまく話せないのが普通です。「完璧な敬語を使わなければ…」と意識過剰にならず丁寧に自分の言いたいことをきちんと伝えることが大切です。上がってしまって、言葉をかんだりちょっとおかしな言葉遣いになったりしても、それほど心配はいりません。自分の言葉ではきはきと答えてください。(ニュース泉南 12/9号掲載)

(鈴木)

 

No.18 志望校選び「親の希望」?「子どもの意志尊重」?

そろそろ受験生にとって志望校を決める時期になってきました。ではその判断材料になるものは何でしょう?教育方針や校風はもちろん、通学時間や立地条件などの環境面が一番なのか、大学進学実績はどうなのか、また部活動、施設や設備など入学後に自分がどう過ごすかということがイメージできるかも大事なポイントです。

実際に受験において、少しでも良い学校、何としても目指す学校に行かせたいという保護者の願いがあります。将来のことを思ってよい環境を与えてあげたいという親の気持ちは当然です。一方、子ども自身が子どもなりにこの学校を受験したいという本人の意志・気持ちも尊重しなければなりません。高校に行って何かにつまずいたときに「本当は違う学校に行きたかったのに…」とかなると、家庭内がギクシャクしてしまいます。

では、どうやって決める? 決め手は、受験校選びの情報です。実際に見学会に足を運び、説明会に参加したりして保護者と生徒がともに同じ情報を持ち、家庭内で「自分の学力に合っているか」「自分の将来の進路に心配はないか」など話し合い、学校や塾の先生などの意見やアドバイスを参考にしながら納得のいく判断をしてください。

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( 鈴木 )

ニュースせんなん 9/23掲載

No.17 “夢”は人生の原動力

子供の頃の夢は、突拍子のないものや単なる憧れだったりするものも多く、だんだん成長していくなか、自分の成績や人間関係、周りの環境などでまさに“夢物語”に終わる場合も多いものです。

教え子の子供たちに夢・将来を聞いてみると、大抵「わからない」「決まっていない」と返ってきます。好き嫌い、関心無関心はある程度やむを得ませんが残念なところ。

では子供が見出す小さなきっかけはどこにあるのでしょう?家族や友達との何気ない会話の中から“夢のかけら”が見つかるかもしれません。テレビドラマの中にそれがあったり、アイドル歌手の歌う歌詞の中にあったりするかもしれません。

ある調査によると、小さい時になりたかった職業、仕事に就いているという人の割合は「望んだ仕事に就いた」9%、「それに関連する仕事に就いた」13%と、全体の22%を占める程度。しかし逆にみると、約5人に1人が子供の頃からの夢を叶えており、希望が持てるとも言えます。

子供達には、夢や希望を持ち、それを叶えてほしいと願いますが、成長するにつれて夢への距離が判りだし、現実の中で将来実現しそうかどうかを気付くときが来ます。そのまま向かう人、新たな夢に進みはじめる人。それぞれに描く夢は、人生を大きく動かす原動力となります。(鈴木)

「ニュースせんなん」掲載 4.8

No.16 叱ること・ほめること

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子どもの失敗に思わず失望や怒りの感情をぶつけてしまいがちです。短所ばかりが目につき、気にすれば余計にどんな些細なことにでも腹が立ってしまいます。

叱り方にもいろいろ。決めつけや八方塞がりの気持ちにさせるのは良くありません。同じことを何度もくどくど繰り返すことは、子どもの意欲を萎えさせてしまいます。

約束したこと、決めたルールを破ってしまったことに対しての叱りは必要。「そういえば前にも…」以前のことをぶり返すのは、子どもの反発を呼び、逆切れをもさせてしまうきっかけにもなります。

子どもの長所、プラス面を多く見つけ評価すること、そして何よりそれを「言葉」として伝えること。成長する過程で、叱られる言葉同様、誉められる言葉も絶対に必要です。

目標が達成できなくても、その途中過程の頑張りが見えた時にかけるひと言は、次のヤル気を生みます。自主性が芽生える年ごろ、子どもの可能性を伸ばし意欲を育む方向に導いていきたいものです。(鈴木)

ニュース泉南12/3号掲載

No.15 公立・私立どっちがいい?

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この仕事を始めて早いもので、もうすぐ40年。大阪南部の進学希望は基本的に公立志望。積極的に私学進学を目指す生徒たちはまだまだ少数というのが実感である。

中3の保護者懇談会でよく聞かれる「うちの子は公立高校がいいでしょうか?それとも私立高校の方が?」とういう言葉に以前は「公立には公立の良さ、私立には私立の良さがある。自分でしっかり調べて自分に合った学校を選ぶように」と指導してきたが、最近は高校卒業後を考えると、生徒たち個人の思いだけではいかないと痛感する。

公私を含め学校を評価するにはいろいろな観点からみる必要があるが、進学から見ると、同偏差値であれば私学からの方が国公立大への進学率は高い。偏差値45くらいの高校からでも国公立大へ複数名合格させている。さらに進学も就職もしない生徒は私学にはほとんどいない。生徒個々のサポートを大切にする私学ならではの表れだ。

一方で公立高校では、先生ひとりがクラス、進学そしてクラブ活動と幅広い範囲をカバーする。見知った先生が学校生活の様々な場で指導してくれる安心感は生徒にとって大きいが、居残り補習や進路相談など生徒各自と向き合えるはずの放課後の時間も部活顧問で制限されてしまうこともあり「もっと教師の人数が増えれば、よりよく対応できるのに」と嘆く現場の声も聞こえる。

公立・私立ともに様々な取り組みで成果を上げる学校には生徒が集まる。少子化や大学入試改革を目前に、高校も変化を迫られている。生徒の個性や将来像に合わせた進学を指導する中、「公立には公立の、私立には私立の良さ」それをきちんと理解し受け止め、将来へ進んで欲しいと願う。(渡邊)